地鳴き | 鳥たちの話し声
「さえずりナビ」というアプリがバードリサーチからリリースされています。




http://www.bird-research.jp/1/saenavi/

iPhone, iPod touch, iPad 用の無料アプリです。(iPod touchや iPad Wi-Fiは無線LAN環境が必要です)

鳥の鳴き声を聞いた地点の地図を表示し(位置情報取得可)、いくつかの検索条件を入力すると、そこで観られる鳥の種類が表示され、写真とともに声も聴くことができます。ニホンザルやシカまで入っているのには笑いましたが、なるほど、知らない人には「なんの声か」迷うことがあるかもしれません。

くわしくは、iTunes store でご覧ください。

メスのキビタキのようでしたが、若い個体だったかもしれません。サクラの枝で、ヒィヒィヒィ……と鳴いていました。ときどき、低い声で「チュチュチュ」などと、舌打ちのように聞こえる声でも鳴いています。繁殖期には、この低い声がもっと長いフレーズなので、「クルルル……」とも聞こえますが、今回は短いものでした。

周囲で秋の虫も鳴いていますし、カラ類の声も混じっていますが、いちばん高い声と低い声の主がキビタキです。1羽が、2種類の声を使い分けていました。

Black-and-yellow Flycatcher
Ficedula narcissina narcissina

キビタキのメス? 地鳴き






以前、ミゾゴイの記事を書いたことがありました。ときどき声を聞くことがありますが、なかなか録音が難しい鳥です。大きな声で鳴くこともあるのですが、大抵の場合、低い声で、とりあえず聞こえる音量しか出しません。そんなに遠くまで聞こえなくてもいいやん、というポリシーなのかどうかしりませんが。

これは、今月、近くの山で録音したものですが、かろうじてノイズレベルを超えている程度。少しゲインを上げて調整しました。あまりいじると音が不自然になるので、ノイズも増えているところはご容赦を。

人の耳では、こんな音には聞こえず、ちゃんとミゾゴイの声だけを選り分けてくれるのですが、録音機はそういう芸当ができないので、こんなふうになっちゃいます。

4秒あたりから、低い声で5回鳴いています。

Japanese Night Heron
Gorsachius goisagi

ミゾゴイ







シロハラは、ツグミの仲間の鳥です。茶色っぽい背面、お腹は乳白色。しかし、胸は淡褐色なので、前から見ても「白い腹」という印象はもてないことが多いでしょう。林の中で、落ち葉をひっくり返しながら餌探しをしているので、ガサ、ガサと音がしたら、ちょっと立ち止まって探してみるといいでしょう。

外側尾羽の先端が白いのが特徴で、飛んだ姿を目で追うと、シロハラだと容易に確認できます。

この録音は、やや警戒音的で、わたしのそばを左から右に飛び去った時のものです。3~6秒にかけての声。周囲で鳴いているのはヒヨドリ。

この他にもキョ、キョ、という鋭い声も出し、これは、ちょっとウグイスの地鳴きにも似ているので、間違わないようにしてください。まあ、短い声は耳のトレーニングにはなるのですが、さえずりより聞き分けが難しいこともありますね。そのうち、いくつかのサンプルをご紹介したいと思います。

Pale Thrush 
Turdus pallidus

シロハラ(ちょっと警戒の声)








山間部の水辺で小さな身体に不似合いなくらい大きな声で鳴いているので、おなじみの鳥です。しかし水辺に限られるわけではなく、稜線のような水とはあまり縁がないような場所でも見られます。周りの音が大きい渓谷では、それこそ可哀想なくらい大声でさえずっていますが、静かな環境ではそれなりの音量にセーブします。

冬には里に移動するので、河川に近い住宅地の庭で見られることも少なくありません。地鳴きウグイスにも似ているので、見過ごされていることがあるかもしれません。

Winter Wren
Troglodytes troglodytes

ミソサザイ






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abarazemi

Author:abarazemi
九州に住む。まだ存命。

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