コマドリ | 鳥たちの話し声
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コマドリのぐぜりです。

「ぐぜり」というのは、軽く流しているような「さえずり」のことで、本格的な力強さがなく、いわば鼻歌的な鳴き方です。繁殖地への移動途中は、こうしたぐぜりがよく聞かれるのですが、鼻歌ですから、正調のさえずりように種固有の特徴が出ないことも多く、他種との区別がはっきりしないこともあります。

前日、この場所では、コルリに似た「フヨフヨ」とした鳴き声がしていたので、当初は「やはりコルリがいたのか」と思ったのですが、しばらく聞き続けていると、コマドリだとわかりました。コルリの特徴的な声(地鳴き)がまったくないのです。

カエルの他、アオジがさえずり、ヤマガラなども鳴いていますので、聞き取りにくいかもしれませんが、「ヒン、カララララ……」と鳴くコマドリも、鼻歌になるとこんな感じです。

Japanese Robin
Erithacus akahige

コマドリのぐぜり








この里山では、別の場所にもコマドリが飛来しており、そちらでもぐぜりを聞かせてくれました。こちらはヒノキ林でしたのでわりと静か。聞き取りやすいと思います。ほとんど、さえずり的なフレーズですが、本格的な声量はありません。ほかに、ヤブサメや亜種リュウキュウサンショウクイの声も聞こえます。

おなじ里山で、別個体のコマドリ







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下草の茂った薮の中にいることが多く、繁殖地でも姿を見る機会は少ない鳥です。わたしの住むところ(平野部のとある地方都市です)では4月下旬から5月上旬にかけて、繁殖地へ向かう途中、そそここの里山に立ち寄ります。立ち寄るだけなので、さえずりが聞かれる期間は1週間から10日程度と短く、それと知らなければ「鳥が鳴いているな」で聞き逃してしまうでしょう。

鳥のさえずりにちょっと詳しい人なら、「コルリコマドリさえずりが似ている」ことを知っているので、どちらか判断に迷うこともありますが、

「チ、チ、チ、チ、チ」という前奏がある
コルリのほうが「ふよふよ感」がある
「ジョリジョリ」という濁った声も付け加える

など、コマドリよりバリエーションがあるのが特徴でしょう。

下の録音は、早朝に近所の公園で録音したものです。近くで保育園の子どもたちが遊んでいますので大賑わいですが、それに負けないように鳴いています。こんなふうに人知れず、身近なところにいるんですよという例です。

でも、どれがコルリの声を知らない方は、わかりにくいと思いますので、後日、独唱のほうも用意したいと思います。(録音の中では、ウグイスも鳴いています)

Siberian Blue Robin
Luscinia cyane

コルリ(朝の公園で、子どもたちと)








TBS「THE世界遺産」
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九州に住む。まだ存命。

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